真夏のしめ飾り講座
 テーマ [店主の休日]
2016年7月31日


Facebookでシェアされていた記事を見て、急遽帰りの電車をキャンセル。三鷹図書館の「納涼!しめかざり講座・日本のおめでたい形」親子講座へ子どもなしで参加した。

先月、旅先の松本民芸館でユニークな形のしめ飾りに出会い、先週は吉祥寺のつみ草さんでも似た形のしめ飾りを見つけた(売り物ではなかったが)。そして今回の講座。この真夏にしめ飾りですよ?! 私がシンクロニシティを感じたとしてもおかしくはないわよね?

講師の森須磨子さん(デザイナー、しめ飾り研究家)は年末になると、大きなずだ袋を抱え、カメラを提げ、防寒具を着込んで、しめ飾りを求めて日本各地を回るのだという(講座の冒頭、その出で立ちで登場!)。
ずだ袋からはしめ飾りがいくつか出てきて、ドラえもんのポケットのよう。たぶん会場にいるどの子どもよりも私がワクワクしていただろう。
まずはしめ飾りの説明から。邪を祓い、歳神様を迎えるという考え方を2色のハンカチで子どもにもわかりやすく視覚化。なるほどね〜、とってもおもしろい。
スライドでは日本各地に伝わる多様なしめ飾りを見ることができた。形によってだいたい五つのタイプに分類できるそうだ。
クイズ仕立てでこれが何の形かを当てながら、その意味を知る。
亀のしめ飾りには、親亀、子亀、孫亀の三つが重なっていてびっくり。九州には鶴の形が多いのだとか。私が民芸館や吉祥寺で見て惹かれたのは山形の鶴岡市の俵型のものだった。どのしめ飾りも素朴で美しい。オリジナリティにあふれ、見ていて楽しくなるものばかり。作り手のおじいさん、おばあさんもみな味があるなぁ。
特に興味深かったのは、しめ飾りの綯いかたは左綯いであり、普通の縄は右綯いであるということ。日本には古来から左は「聖」、右は「俗」という考え方があるということを初めて知った。

古来から稲作を続けてきた日本人。米と同時に藁は身近で大切な存在であり、寿ぎや祈りの気持ちを託したしめ飾りは日本人の思想を象徴する存在の一つかもしれない。帰りの車窓から夕陽に照らされ神々しく輝く田んぼを眺めつつ、そんなことを考えた。
今度は森さんの大人向けの講座も聞いてみたい。
※三鷹図書館二階では、全国各地のしめ飾り、しめ飾りマップ、しめ飾りカルタなどが今日(7/31)まで展示されています。


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全日本武術太極拳選手権大会に行ってきました
 テーマ [店主の休日]
2016年7月11日
かれこれ十年近く当店とお付き合いいただいているお客様、Sさんが全日本武術太極拳選手権大会に出場されるので、千駄ヶ谷の東京体育館へ応援に行ってきました。会場が広くてびっくり!



Sさんはご注文の際にいつも近況報告をしてくださいます。
「太極拳始めました」という報告があったのが7、8年前。最初の頃は試合のアナウンス担当だったのに、いつしか選手として出場されるようになり、今では県代表として全国大会に出場されるレベルに。
どんどん太極拳にハマっていく様子をうかがっていただけに、Sさんの演舞をずっと見たかったのです。

本番でのSさんはとってもりりしくてかっこよくて感無量。
ゆったりと流れるような動きに見とれました。



私にとっては太極拳は未知の世界でしたが、太極拳を習っている友人にも同行してもらい、その奥深い世界をほんの少しのぞき見ることができました。

翠を通じてお客様と交流できるのは、私にとって大きな喜び。
長くおつきあいくださっているお客様に感謝するとともに、これからもお客様とのご縁を一つ一つ大切にしていきたいと思っています。
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「根付と提げ物」展
 テーマ [店主の休日]
2016年7月2日
いやはや、すごいものを見てきました。
たばこと塩の博物館「根付と提げ物」展。



これでもかとばかりに隅々まで技巧を凝らした精緻な細工の数々。根付師の執念のようなものがひしひしと。
それでいて、根付の題材となっているものにはユーモラスなものや変わったものが多くて、そのギャップがなんだかおかしい。
たとえば「蛤に褌を挟まれる河童」の根付。
河童が挟まれた褌を一生懸命引っ張っている図。シュール以外のなにものでもない。



こんな設定を考えるのは発注者なのだろうか?それとも根付師なのだろうか?
その他にも、妙にリアルな「干物」だとか、「疝気持ち」の人物だとか。「布袋の背伸び」もかわいいぞ。
いわゆる正統な〈美術〉なら題材にしないようなものが、極度に細密な技で仕上げられていて、クラクラしてしまった。なんなんだ、このディープな世界は???

一見の価値あるこの展覧会は明日(7/3)まで。

ミュージアムショップには、TOUBOKKA(加藤キナ)さんの名刺入れも販売されています。
これも展示品にひけをとらぬ素晴らしい品。デザインも作りも見事です。(すでに売り切れてたらごめんなさい)
ぜひおでかけください。
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芹沢げ陲里い蹐蓮酋盪厠冥泥灰譽ション
 テーマ [店主の休日]
2016年4月13日


あひろ屋の野口さんにお誘いいただき、国立近代美術館工芸館にて開催中の『芹沢げ陲里い蹐蓮酋盪厠冥泥灰譽ション』に出かけました。
昨年、金子量重氏がこの工芸館に寄贈した430点(!)を核に構成された展示は、多種多彩な芹沢げ陲了纏を俯瞰できる充実の内容でした。

極力シンプルな線と色で女性の体を表現した裸婦のデザイン、カレンダーの和洋折衷のかわいらしさ、下絵類の自由闊達で即興的な筆の運びなど、どれもこれもが印象的でした。
製作に悶々としながら、気晴らしに描き散らした絵を集めた紋々帖からは、創造の苦しみと楽しさが同時に伝わってきました。

うちわ、のれん、着物、書籍の装丁…どんな形式にもユニークな発想と美しさがあり、二人で夢中で見ていたら、閉館10分前のアナウンスが!
一人で作品に向き合うのもいいですが、今回は野口さんと作品の感想を共有し、時に染めの技についてお話をうかがいながら見たことで楽しさが倍増しました。
野口さん、どうもありがとうございました。



国立近代美術館工芸館の建物は、重要文化財の旧近衛師団司令部庁舎なのだそうです。
煉瓦造りの重厚な建物の中は照明や調度類もすてきでうっとり。
工芸館は数年内に金沢へ移転することが決まったとか。
今のうちに東京都民は一度はここを訪れることおすすめします。北の丸公園のお散歩とあわせてどうぞ!

『芹沢げ陲里い蹐蓮酋盪厠冥泥灰譽ション』は5月8日[日]まで
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「東海道四谷怪談」見てきました
 テーマ [店主の休日]
2015年12月14日

奇しくも赤穂浪士討ち入りの本日、『東海道四谷怪談』を見てきました。
鶴屋南北により、仮名手本忠臣蔵の外伝として描かれたこの歌舞伎狂言は凄惨なストーリー展開。

幸四郎の伊右衛門は殺人を重ねるたびに色気が増し、染五郎は一人五役の早変わりと、お岩の演技の細やかさに舌を巻きました。

黒を基調とした舞台は日本の様式美たっぷり。エンターテイメント性あふれるドッキリな仕掛けも楽しくて、ワクワクドキドキ、ゾクゾクの非日常を味わいました。

この舞台には私の中学時代の同級生の澤村伊助さんも出演中。
新演出の宙吊り等で大活躍。体当たりで頑張る同級生の姿に明日への活力をももらい、大満足の舞台でありました。

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「鳥獣戯画」展 行列ドキュメント
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2015年5月10日
金曜日の夜「母の日」ギフトの出荷をすべて終え、解放された気分で上野の国立博物館へ向かいました。
お目当ては「鳥獣戯画展」。
ゴールデンウィークも終わったばかりだし、金曜の夜だし、きっといつもより空いているはず!

…と思い込んでいたのはどうも私だけじゃなかったようです。

入口では、「甲巻(鳥獣戯画は甲乙丙丁の四巻構成)は110分待ち。20時までに甲巻の列に並べば見れますよー」とのアナウンス。その時18時半。
引き返すべきか悩みながらも、「ええい、ままよ!」と博物館に入館。



第一会場は高山寺の中興の祖である、明恵上人にまつわる仏画や高山寺が所有する絵巻物など。高山寺の国宝って「鳥獣戯画」だけじゃないのですね。
特に「華厳宗祖師絵伝」はわかりやすい物語とイラスト(?)で絵本を読んでいるようなおもしろさ。こちらはゆったり楽しめました。

第二会場の「鳥獣戯画」は未だかつてこれほどの行列を見たことがない、というくらいの長蛇の列。乙丙丁巻を見るのに50分待ち、その後、甲巻を見る列に再び並び始めたのは21時ちょっと前(当初より一時間延長されました)。そこからが長かった〜! 一緒につきあってくれた友人がいなければとっくに心が折れていたでしょう。
延々と並び続け、ようやく「鳥獣戯画」甲巻に辿り着いたのは22時50分頃。対面時間はわずか一分ちょっとでした(立ち止まって見ていると係の方に注意されます…)。

果たして「鳥獣戯画」はそこまでして見る価値があったのかどうか───実のところ、今はまだよくわかりません。

しかし、修復されたばかりとあってコンディションもよく、自由闊達で迷いのない墨の線、擬人化された兎や蛙などの動物の愛らしさ・ユーモアは万人の心を捉えるだけの魅力がたっぷりでした。12世紀の人も現代の私達も、動物に向けるまなざしにはそう違いはないように思えました。

博物館を出た時にはすでに23時を回り、ぐったり。
これから「鳥獣戯画」を見に行かれる方はこちらのtwitterで混雑状況を把握してからお出かけされることをおすすめします。暇つぶしの本や飲み物もあるといいでしょう。

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私の体験談で並ぶ気が失せた方にはこちらをどうぞ。


「鳥獣戯画」甲巻の蛙と兎の姿を三次元化した錫の香立て。ミュージアムショップにもなかったレアな品ですよ。
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ルスティカ菓子店
 テーマ [店主の休日]
2015年4月27日
ぽかぽか陽気の日曜日、阿佐ヶ谷に用事があったのでかねてから気になっていた「rustica菓子店」におじゃましました。
こちらのお店はツバメがトレードマーク。(rusticaはツバメの意味だそうです)
そのロゴデザインを切り絵作家のうヴぇや(兵頭明日美)さんが手がけています。


白を基調とした小さな店内に、マフィンやスコーンなどの焼き菓子やロールケーキ、プリンなどが並んでいます。
小麦やバターなどの材料は、それぞれの品に最も合うものを選んで使い分けてらっしゃるそうです。


味にうるさくない私のような人間でも、ロールケーキを一切れ口に入れただけで、いい素材を使って丁寧に作られているな、というのがわかりました。
かなり控えめな甘さで、毎日食べても飽きないようなじんわり優しい味。
抹茶マフィンはホワイトチョコとの組み合わせが絶妙で新鮮な感動がありました。


お菓子もお店の佇まいも店主の方も楚々とした可愛らしさ。
うヴぇやさんのデザインや紙細工もお店の雰囲気にぴったり。


こんなお店が近所にあれば足しげく通ってしまいそう。
さらに、駅からこのお店までの間に古本屋さんが二軒あり、どちらもとっても充実してました。いいなぁ、阿佐ヶ谷。
古本とお菓子を求めにいつかまたプラっと出かけたいと思います。


ルスティカ菓子店 http://this_is_LINK_click_to_go/
古書 コンコ堂 http://this_is_LINK_click_to_go/


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綿引千絵さんの漆塗りワークショップ
 テーマ [店主の休日]
2014年12月7日

なんだか地味な画像でごめんなさい。これ、今日参加してきた綿引千絵さんの漆塗りワークショップで私が作ったかんざしバレッタなんです(未完成)。
WSといえば、何を作るか最初から決まっているのが普通ですが、今回は自分が何を作るかデザインを考えるところからのスタート。
作るものを自分で決めるというのは、ふだん手作りをしない人間にとっては案外難しいもの。ハガキ大の皮を手にして、ああでもうないこうでもないとシミュレーションしてから、皮をはさみでチョキチョキ。コンピュータみたいにUndoがきかないってこわい。どんな単純な形でもドキドキするもんですね。

皮を水で濡らして成形し、乾かしたあとはいよいよ「拭き漆」による生地がため。
かぶれにくい漆での作業とはいえ、手袋をしてからは、テーブルの上のもの以外どこも触っちゃダメ。そういう時に限って鼻がムズムズしてくるのはなぜだろー?
漆を刷毛で塗り、染み込ませては様子を見つつ、また塗って、を繰り返し、染みこまなくなったところで、拭きとって今日のWSはおしまい。
実は、ここまではまだまだ序の口で、残りの工程が20もあるとか。それを綿引さんが20人分すべて仕上げてくださるときいて、想像するだけでクラクラしました。頭が下がります。

漆については本の知識でなんとなくは知ってはいても、素人が実際に触れる機会はまずありません。このWSのおかげで、漆塗りを身近に感じる貴重な経験ができました。
綿引さんのお話によれば、「現代は庶民がよい漆器を使える最初で最後の時代かもしれない」とのこと。
縄文時代から続く漆の技を絶やさないためにはどうすべきか。
現代の漆業界を取り巻く状況を見れば、簡単に答えが出るような問題ではありません。
でも、私も和の雑貨を扱うひとりとして、漆のためにできることを何かしら考えていきたいです。

綿引千絵さんのfacebook
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ワークショップ&カフェ リブラン
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本日のおやつ
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2014年9月28日
秋晴れの日曜日、なのに、集荷が来なくて出かけられず…。
手持ち無沙汰でついつい開けてしまったパンドラの箱。
何コレ?!止まらないんですけどー。
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桐たんす製作体験
 テーマ [店主の休日]
2014年2月16日
加茂箪笥協同組合が主催する「桐たんす製作体験」に参加してきました。
これは一日がかりで引き出し2杯の桐たんすを作るというもの。
体験してみてわかったのは、「ここまでやるの?」という細かな作業の数々を経て、桐たんすが作られていたということ。
桐という木の特性を活かした技とぴったりとした引き出しを作るための微調整の繰り返し。
桐でたんすを作るのは日本だけなんだそう。工業製品とは全く異なる、代々受け継がれている職人技の凄みを目の当たりにし、とても勉強になりました。

この製作体験、職人さんがマンツーマンでつきっきりで5000円。
しかもこんなに立派なたんすが自分のものになるという、とっても嬉しい企画。
貴重な経験をさせていただきました。
桐たんす、大事に使います!

*今回のイベントは、当店で扱っている桐の玩具KIRIYちゃんの製作元、茂野タンス店さんにお知らせいただきました。
茂野タンス店工房内でも体験教室をされています。
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*加茂桐箪笥協同組合
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「板という字は木へんに反るって書くでしょ? 木は呼吸しているからそれを考えて作らないといけない」と教わりました。外枠完成後、水分を含ませてから固定させ、しばらく乾燥させます。


カンナがけはスピードが大事。「もっと早く!」と何度も言われましたがなかなか難しい!
伝統工芸士の番馬さんは作業の一つ一つどれもが無駄のない身のこなしでした。


桐たんす製作の一番難しいところ。引き出しを外枠にピタッとあわせる作業。何度も出し入れを繰り返し、カンナを削って微調整。クラクラするほど大変。
桐たんすの価値がわかります。


こんな立派な桐たんすができました!
(左が私のものです)

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「おむすびにんじゃとおいしい工芸品展」
 テーマ [店主の休日]
2013年8月1日

表参道のアートスクウェア 観で開催中の「おむすびにんじゃとおいしい工芸品展」におじゃましてきました。
これは新刊絵本『おむすびにんじゃのおいしいごはん』の原画と著者(作・絵)の本間ちひろさんセレクトによるごはんまわりの工芸品を集めた、とっても楽しい展覧会。

「おいしくごはんを食べることが、その周りのしゃもじ、おひつ、お茶碗、お箸、お鍋などの工芸品を活性化させることにもつながっていくんです。
ごはんを炊くということ、それだけでも実はすごいことなんです」とごはんの尊さを力説してくれたちひろさん(写真に写ってるのが本間ちひろさんです)

絵本では、おむすびにんじゃがおいしいごはんの炊き方(忍法)を楽しくリズミカルに伝授してくれます。
お鍋で炊いたごはんのおこげが無性に食べたくなりました。

『おむすびにんじゃのおいしいごはん』
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念願かなって
 テーマ [店主の休日]
2013年7月6日
酔っぱらいのサラリーマンでごったがえす金曜夜の新橋、長年の念願かなって「ぼんそわ」ののれんを初めてくぐりました。
そこは小さな立ち飲み屋さん。
コの字型のカウンターには常連のお客様がズラリ。それぞれの前にはお勘定のやりとりに使われる蓮の形をした金属製のお皿が置かれています。
それは、七年前に翠が特注でオーダーを受けた錫製の「ロータスリーフプレート」でした。


「このお皿を納めさせていただいた和雑貨 翠です」と名乗り出ると店主のEさんはすぐに思い出してくださり、周りのお客さんともあっというまに打ち解けることができました。

隣にいた常連さんが「このお皿はいいよ〜。こんな洒落たお皿を使ってる立ち飲み屋は他にないよ!」とおおいにほめてくださり、皆さんからも親しまれている様子。
納品時にはクリアな輝きを放っていたお皿は、月日を経て良い感じに古ぼけて、すっかりお店になじんでいました。自分が携わった品のその後を見るのはなんと嬉しいことでしょうか。

そして、隣の常連さんは、ぼんそわさんがいかに素敵なお店かを熱〜く語ってくれました。
これだけお客さんに愛されているお店は、さすがお酒も肴もサービス精神と工夫がいっぱい。
ホッピーは氷で薄めず凍らせた焼酎で出てくるし、
ワインはグラスになみなみと。
マスカルポーネがだし醤油とごま油でこんなに美味しくなるとは。



手作りの肴がほぼ250円前後って信じられます?!



こんな楽しいお店が会社帰りに立ち寄れるなんて。
新橋のサラリーマンに激しく嫉妬を覚えました。

Eさん、また絶対うかがいます。楽しい夜をありがとうございました!


ぼんそわ
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染の小道
 テーマ [店主の休日]
2013年2月24日
東京の染色産業の中心地だった落合・中井地域。昭和30年代ころまでは染工場の職人たちが川のあちらこちらで染め物の水洗いをする風景がよく見られたそうです。
「染の小道」は染めものの街としての面影を今に甦らせようとするイベント。
妙正寺川に反物がかけられ、商店街は染色職人によるのれんが飾られて、大いに賑わっていました。

紅型の美しいのれんにうっとり。


染色工房二葉苑ののれんは未完成。工房のスタッフ全員で染めて育てながら作り上げていく作品なんだそうです。


手仕事の店 ちゃらっpocoさんもこのイベントに参加されていました。手仕事の道具を染めたのれんが素敵です。

伯兆さんのウッドビーズ(ちゃらっpocoさんオリジナル)もありました!

その他、こぎん刺しや福島の刺子織りの風呂敷、あけびの籠、江戸友禅のがま口など洗練された品揃えでした。毎日、和雑貨とつきあっているはずなのに、素敵なものをみるとまだまだときめいちゃうのでした〜。

「染の小道」は明日、2月24日まで。
のれんや反物を眺めながらのそぞろ歩き、楽しいですよ!
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大槌復興刺し子が一周年
 テーマ [店主の休日]
2012年10月8日
日曜日は大槌復興刺し子プロジェクトの感謝祭に出かけてきました。
大槌復興刺し子プロジェクトは被災した女性が「刺し子」となり、刺し子商品の売上で自立支援をする生活再建プロジェクト。
感謝祭では、プロジェクトに関わる人達の紹介や今後の支援を考えるパネルディスカッション、商品や特注品の展示などがありました。

東日本大震災で家も家族も失った刺し子さんのお話は涙なくしては聞けませんでした。
悲しみの底に沈んでいた時に刺し子をすることで無心になれたそうです。
手仕事にはモノを生み出し、収入を得る以外にそんな効能もあるんだなぁ、と思い知りました。
そして、自分の作った品をどこかで誰かが使ってくれている、という嬉しさも。

プロジェクトの立ち上げメンバーさんの話で印象的だったのは「大槌復興刺し子」の中から「復興」の文字を取り除いても売れる品を作りたいということ。
徐々に震災の記憶が薄れていく中で「復興」のフレーズに頼らなくとも売れるだけの魅力ある商品開発が必要となってきます。
これからは一般の商品と同じ土俵でシビアな消費者の目に晒されて生き抜いていかなくてはならないという現実を、携わってらっしゃる方が最も痛感されているのでしょう。

その他、特注品を受けすぎて、特注をこなせる技術のある人が少なくて大変だったという話に仕事を回していくことの難しさを感じたり、
盛岡の酒屋さんがネットで復興関連商品を1200万も売上げて「ネットでモノを売るのは得意」と豪語されている姿に激しく羨望を覚えたり、
といろいろ私自身の立場からみて興味深い話、参考になる話がいくつもありました。

復興支援を今後どう展開していくかという点で新たな難しさがあるのも垣間見えましたが、プロジェクトの皆さんが使命感というよりは、生き生きと楽しげに活動されている様子に大きな希望を感じました。
当店もわずかながらこのプロジェクトの末端で関わらせていただいたことをとても光栄に感じています。

現在、プロジェクトを運営されているNPOの方がこのように訴えてらっしゃいました。
「手の仕事は手に取りさえすれば、人のぬくもりが、手作りのよさが感じられるんです。
だからぜひ買ってください。買った方はもう一枚買ってどなたかに配ってください」

私も皆さんにそのように訴えたいと思います。

当店では刺し子ふきんを扱っています↓
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大槌復興刺し子プロジェクトのサイト(いろいろな商品があります)↓
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宝の山!佐渡国小木民俗博物館
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2012年8月23日
まだまだ暑さは厳しいものの、そろそろ夏の終わりを感じるようになってきました。
皆様、今年の夏はいかがでしたか?

私はお墓参りも兼ねて鼓童の「アース・セレブレーション」というコンサートを聴きに佐渡ヶ島へ出かけてきました。
野外で聴く和太鼓の音(振動)は問答無用で心にぐいぐい迫ってきます。
鍛えぬかれた身体が躍動感たっぷりに太鼓を叩くさまも実にかっこよく、眼と耳で大いに楽しみました。
この「アース・セレブレーション」は今年で25周年。不便極まりない場所に、日本国内のみならず、外国からも大勢の人が詰めかける理由がなんとなくわかったような気がしました。

このコンサートの前には小木という小さな港町を見て回りました。
小木は北前船の中継地としてかつては貿易で大いに潤ったところ。中でも宿根木という集落には昔の街並みが残っていて、船主の立派な家や船大工さんの作った家などが見学できます。
とりわけ面白かったのは佐渡国小木民俗博物館。
ここの展示品には佐渡以外で作られたものが多々あり、こんな小さな港町に日本各地から品物が集まっていたことに驚かされました。
この博物館は大正時代に建てられた木造校舎を利用しており、各教室に暮らしの道具、調度類がカテゴリごとに分けられて、所狭しと並べられています。まさしく宝の山! 
見応え十分でしたが、エアコンも扇風機もない校舎内を8月のさなかにじっくり見て回るのは難しく…。
もう少し穏やかな気候のときにもう一度訪れてみたいものです。


当時の教室を再現した部屋。机も椅子もとても小さくてミニチュアのよう。


神棚の前垂れ 一つひとつデザインが違っておもしろかったです。


お櫃とお櫃入れ。お櫃入れは当店で扱っている猫ちぐらと全く同じ編み方でした。


近辺の家から集められてきた道具類がいっぱい。この籠たちが使われてきた当時の暮らしに思いを馳せました。


肩を寄せ合うようにして建つ、小木の宿根木集落。面白い形の建物には船大工の技術が生かされているんだそうです。


空と海の青に、田んぼの緑が調和してとても美しい風景でした。
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