
Twitterより、少し前から、ブクログも始めてました。
先日の秦建日子さんの『ダーティー・ママ』のゲラ本プレゼントに
期待しないで応募したら、当選したらしく、ゲラ本が送られてきました。
へ〜、立派なもんだなぁ。「非売品」と印刷されています。
昔むかし、私も出版社に勤めていた頃もありまして
印刷されてない製本見本というのでしょうか、束見本と呼ぶんですが
それに、表紙の校正刷りをくるんと巻いて、
中身の一部の校正刷りもつけて、それを書店さんに、
新刊の注文を取りに行く、営業ツールとしてました。
あんなんで、よく営業してたなぁ。営業さん、大変、ご苦労様でした。
で、『ダーティー・ママ』の内容は、
検挙率No.1のシングルマザー刑事丸岡高子の子連れ捜査に
振り回される、シッター役の新人刑事長嶋葵のコンビが
ばっさばっさと事件を解決していく、痛快エンターテイメントです。
秦さんの著書は読んだことがなかったのですが、
主役の丸岡高子と年齢も近く、私自身、子育て真っ最中でもありますし、
母親目線で読む気満々で応募しました。
21日までに感想を、ブクログにupしないといけないので、
書くことが無くなると困りますから、感想は控えときますが、
ある、親子のことを思い出しました。
私は大学時代に、色んなバイトを転々としてたのですが、
写真屋でバイトしてた頃ですね。
隣のビルに来る、運送屋さんのトラックが、
赤ちゃん連れ女性ドライバーだったのです。
助手席には、いつもゴキゲンそうな、多分女の子の赤ちゃんが乗っていて
運送トラックには不似合いな可愛らしいデコレーションが、
運送トラックらしい派手さで、飾り付けられていました。
ドライバーの女性は、針金のように細くて、茶髪のベリーショートで
こってりした真っ赤な口紅が、残像が残るくらい印象的でした。
その折れそうな身体で、巨大な段ボールを肩に担ぎ、
風のような速さで荷物を運び入れるんですが、その間、
助手席の窓は全開で、カーステから陽気な音楽が聴こえてきました。
とっても無防備で、脳天気なようですが、注目を集めますから
赤ちゃんに手を出す人はいないでしょうね。
私は、自分のサイトに子たちの『cotachi』なんて、タイトルをつけてますけど、
当時は、子どもなんて、サッカー部の次くらいに大キライ
というより、理解不可能。
絶対、子どもなんて産まないだろうな、と思ってたんですけど、
そのドライバーを見て、母親というものに、少し興味を覚えました。
赤ちゃん連れの女性が、運送屋でドライバーとして採用されるのは、
相当難しいと思うんですが、もしかしたら自営で経営者もしてたのかも。
ベリーショートと口紅と赤ちゃん
一人で何役もを、同時にこなしている人がいる。
なんてクリエイティブな人なんだと。
店主夫妻は、赤ちゃんが可哀相と、トラックが来る度に非難囂々でしたが
私には、幸せそうな親子に見えました。