さよならするのはつらいけど
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2013年6月19日
久しぶりのブログになってしまいました。

SNSのほうでもすでに報告しましたが、6月13日、午後5時半、クッキーがお空へと旅立っていきました。
8歳と2ヶ月でした。
人間で言うと7〜80歳です。
このブログでもたびたび書かせていただきましたが、クッキーはエンセファリトゾーン症という神経疾患を幼少の頃から患っておりました。
1歳になった頃に、目の奥に白いものが浮かんでいることに気が付き、病院で診てもらったら、エンセファリトゾーン症といって、日本では治療する方法がまだ分からず、とにかく免疫力を下げないようにしていくしかない、と伝えられました。
正直言ってショックでした。
でもこの病気になっても長生きする子もいますよ、と聞いて少しホッとなりました。
この病気は、エンセファリトゾーンという原虫が脳にはびこって、あらゆる病状が発症します。
顔が斜めに傾く、それがもっと悪化すると平衡感覚が取れなくなり体が横になったまま回転する、眼球が激しく揺れる、視力喪失、腎不全などなど。
さまざまな症状と闘ってきましたが、子供だった頃、あんなに臆病だった子が、片目の視力を失った時くらいから、滅多なことには怯えない勇ましい大人に成長していきました。
そしていつの間にか、クッキー的には、私たち家族の中のボスという位置づけになっていたのです。
(当時は偉そうだな、と思っていたけど、今思うと大きな心の支えとなって、その包容力で包み込んでくれた、立派なボスでした)
同じ時期に、私たち家族にまだ距離を置いていたクッキーでしたが、治ってほしいという気持ちが伝わったのか、すごく信頼してくれるようになりました。
手をペロペロしてくれるようになったのもこの頃だったような気がします。
憎き病虫ですが、病気によってこんな風になれたというのは確かなので、結局これで良かったのかな、とも思ったりします。
もちろん健康なのに越したことはありませんが。
でも、クッキーも生まれてから亡くなるまで、病に伏していたわけではなく、健康な子と同じように、私たちとかけっこしたり、上機嫌なときはお尻をふりふりして見事なジャンプを見せてくれたり、ごろんごろんしたりと、楽しい時間を共有してくれました。
男の子ならではのいたずらもよくやりました。
入ってはいけない場所にやたらと行きたがり、押し入れの中に入っていた備長炭を鼻の頭にくっつけて、素知らぬ振りしていたり、階段は危ないからとバリケートを張っておいても、押しのけて上がっていってしまい、下りは降りれなくなって滑って骨折してしまったりなど、やんちゃな子でした。
思い出は尽きませんが、クッキーと過ごした日々は本当に楽しくて幸せでした。
後世では、どこかでまた巡り会えるのでしょうか。
ここ何日かで、悲しみから抜け出すために探して出た結論。
命あるものには必ずいつかやってくる出来事。
自然の摂理だから、逆らえないことなのです。
昨日観た、ドリフ大爆笑の唄が頭から離れません。

さよならするのはつらいけど
時間だよ 仕方が無い
次の回までごきげんよう



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京都の旅 3日目
 テーマ [diary]
2013年1月10日
昨日に引き続き、今日は京都の旅の3日目のお話です。

2泊3日の旅も、この日で最後となりました。
最終日のモーニングは、イノダコーヒー三条店で。
水色のチェックのテーブルクロスと白×緑の椅子がさわやかな朝にふさわしい、テラス席で食べてみたいな、なんて思っていたのですが、ウエイトレスに誘導されるがままに、2階席で食べることになりました。
席に着いてみると、天井は吹き抜けになっているし、憧れのテラス席も良く見える席だったので、思いのほか悪くない。






さて、今日は何食べようかなと、メニュー表に目を落とす。
どれも美味しそうだけど、昨日食べたたまごサンドが余程美味しかったのか、気が付けばまたたまごサンドを注文しているのでした。
それと、やっぱり飲み物はカフェオレで。
京都滞在中に何店舗かの喫茶店でカフェオレの飲みくらべをしてみたけど、イノダは苦味が強い。
マイルドでコクがあるスマートコーヒーのカフェオレが一番美味しかったなあ。





さて、宿に戻り自転車を返し、それからこの日は祇園方面に向かいます。
祇園四条駅に着き、ねねの道、産寧坂を通って、清水寺を目指します。
祇園では舞妓さんに出会えるか期待していたけど、ひとりとして出会えずじまいでした。
朝はあまり出歩かないのかな?





石塀小路は迷路のよう。





二年坂あたり。
平日だというのに、観光客で賑わっている様子。
舞妓さんルックの女の人もちらほら。
私も折角だから、挑戦しておけばよかったかなと今更思いました。





お昼ごはんに名物の湯豆腐や湯葉をいただいて、
お次は清水寺へ。
世界遺産だけあって、外国人観光客も含め、階段を上り清水寺に近づくにつれて、やっと通れるほどの大混雑ぶり。
舞台の上も修学旅行の学生たちで溢れかえっていたので、ささっと見てから階段を下って、下からのんびり清水の舞台を眺めました。
赤い炎のような彼岸花が裾一面に咲き、とてもきれいでした。








人だかりに疲れてしまい、近くのカフェ五龍閣でひとやすみ。
ここは、もともと明治の起業家であった松風嘉定の邸宅で、主に迎賓館として使われていたそうです。
和洋折衷なデザインで素敵。










五龍閣であんみつをいただいたあと、京都の街並みを楽しみながら、京都駅に向かいました。

















早足で書いてしまいましたが、京都の旅、読んでいただきありがとうございました!
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京都の旅 2日目
 テーマ [diary]
2013年1月9日
京都の旅 1日目のブログから数ヶ月。
決して1日で終わったわけではありません。
2日目以降も書かなくちゃと、頭の片隅では覚えてはいたものの、どんどん隅に追いやられ、ついには年を越してしまいました。
ずいぶん筆不精になったものだなあと反省しております。
そんなわけで、今年は旅をするたびにアップできるよう、努めていきたいと思います。

今年初めての日記、まずは書きかけの京都の旅から。
去年の9月の出来事なので、記憶が曖昧なこともありますが…写真を見ながら当時のことを思い出して書いていこうかと。

それでははじまりはじまり〜

京都 2日目

朝、7時頃起床。
この日は自転車で三条→鴨川→南禅寺→京大西部講堂→一乗寺と回りました。
まずはモーニングを食べに、スマートコーヒーへ。
ホットケーキとカフェオレという組み合わせがとにかく好きで、家庭でもこのメニューの朝食はよくつくるのですが、喫茶店で食べるとまた格別で、とても美味しかったです。
ホットケーキのふわふわなこと…!
カフェオレもしっかりとしたコクがあり、本当に美味しかったので、お土産に豆を買って帰りました。
男女が向かい合い、コーヒーを飲んでいるシルエットの絵柄が素敵な、エンジ色の缶に入れてくれました。








モーニングを食べたら、近くの鳩居堂で可愛らしい和紙のレターセットや絵葉書を買って、
昼食用にパンも買って、鴨川でのんびりいただきました。
9月も下旬だというのに、半袖でも汗ばむくらいの日差しの強さだったので、木陰を探し、柳の木の下でパンをぱくぱく。
木陰なら涼しい風が吹いて心地よい。
犬の散歩をするひと、たて笛の練習をするひと、体操するひとたち、マラソンするひと、昼寝をするひと、みんな好き好きに穏やかな午後を過ごしている様子。






あんまり平和だから眠たくなってきたけれど、
まだまだ2日目は始まったばかり。
眠ってはいられず、ふたりはそそくさと南禅寺へ向かいます。

南禅寺に向かう途中に見かけた、蹴上インクライン。
明治23年〜昭和15年まで、船の運搬に使われていたそう。





同じく南禅寺に向かう途中に見かけた立派な巨木。
にょきにょき伸びた面白い形の枝。





山門。




山門からの眺めにため息。








南禅という文字が刻まれた瓦が整然と並ぶ。





境内にある煉瓦造りの水路閣。
本当に美しくて感激!
木漏れ日がまたきれいだなあ。









それから哲学の道を通って、進々堂でカフェオレとたまごサンドをいただきひと休みし、京大西部講堂へ。
ここは、かつて数々の伝説を賑わせたコンサート会場。
そんな深い歴史が刻まれた場所に今いるんだなあと思うと鳥肌ものでした。
オリオンの三ツ星も健在。
でも、赤から黄色に塗りかえられていました。
今でもライブ会場として使われているのかな?
私が訪れたときは、演劇部が大道具の準備に追われている様子でした。









京大西部講堂を後にし、ずっと行ってみたかった、恵文社へ。
ネットショップでは何度もお買いものをしたことはあるけれど、実店舗へ行くのは初めて。
厳選された本たちだけあって、どれもこれも濃い内容の本ばかりであれこれ迷ってしまいました。
2時間くらい迷って、ハーブ辞典と安井かずみアンソロジーと、ドイツの絵本、などなど、結局自転車のかごいっぱいに、色々買ってしまいました。

夕飯は、近くのつばめという、素朴な日本食が食べられるカフェへ。
大きくてフカフカなソファにもたれて、丁寧に作られた優しいお味の料理をいただきました。

さあ、次回は最終日、3日目のお話です。
引き続きお付き合いいただけたら幸いです。
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京都の旅 1日目
 テーマ [diary]
2012年10月13日
またまた久しぶりのブログです。

今回は、9月28〜30日に訪れた京都のことでも。

ここ何年もの間、毎年のように、今か今かと長期のお休みを見計らって京都に行ってみたかったのですが、なかなか都合がつかず、ようやく長年の念願が叶い、修学旅行以来の京都の旅に行くことができました。

修学旅行で訪れた時は、文化財など興味が無くて、どこを見て回ったのかもほとんど記憶にないのだけど、唯一覚えていることと言えば、関西弁の響きがとても可愛くて、地元の方のおしゃべりに聞き入って、私たちも京都にいる間だけは関西弁で話そうということになり、友人と関西弁で盛り上がったことくらいです(笑)。

京都と言えばお寺めぐり、ですが、今回の旅は主に町並みを楽しんだり、喫茶店と京都の手作り品を求めて旅に出ました。
今日から3日間の旅を、1日ずつに分けて紹介していこうと思います。

まずは、1日目から…


8時頃に品川駅を発ち、新幹線ひかりに乗って10時半頃に京都に到着。
すぐに山陰本線に乗り換えて嵯峨嵐山で下車しました。
そば処いわをで昼食をとり、天ざるそばをいただきました。
お次は、バスに乗ってすず虫寺に向かいました。
受付でお座敷に誘導され、和尚さんのお説教を聞くことに。
ここは和尚さんのお説教が噺家さんのようで面白いと評判のようです。
残念ながらかなり後ろの方で聞いたのであまりお説教が聞き取れなかったけど、平坦な口調、表情の和尚さんとは裏腹に、時々ドッとわき上がる聞き手の笑い声のギャップがなんだか可笑しかった。
お説教を聞いたあとは、京都市街地が見渡せるというお庭へ。
雲ひとつない天気に恵まれて、遠くに京都タワーが見えました。
それから、和尚さんがお話していた、幹の形が四角や三角をした珍しい竹を眺めて、すず虫寺と目と鼻の先にある、地蔵院へ。




竹林に抱かれながら、風によって笹のこすれるサラサラという音と、竹と竹のぶつかりあうカラカランという乾いた音に耳を澄まし、心静かに過ごせました。
帰りの道中で、桂川に架かる渡月橋の美しさに目を奪われ、しばらく足を止めて眺めていました。





嵯峨嵐山駅に戻り、再び山陰本線に乗り、今度は宿に向かうべく二条駅で下車。
宿は二条駅から歩いて5分ほどの住宅街にありました。
京都気分を宿でも味わいたかったので、町家に泊まることにしました。
ちょっと贅沢かもしれないけど、まるまる一軒貸し切りです。
まわりの住宅もみんな町家造り。




一旦、宿に荷物を置いてから、自転車で三条方面へ。
亀屋良長と竹笹堂でお土産を買ったあとは、女子の憧れの喫茶店ソワレへ。




店内に入るとさすがに女性ばかり。
ソワレの青い照明は、女性の肌をきれいに見せるためって聞いたことがあるけれど、それだけではなくて、細部に渡って繊細な彫刻が施された、この美しい空間に酔いしれて、魔法にかかったように不思議と自分までも美しくなったような気分になってしまうのです。
そう、東郷青児の描く女性のような。
そんな優雅な気分を味わいつつ、色とりどりのゼリーがきらきらと輝くゼリーポンチをいただきました。
ソーダ水の泡がはかなく消えていくのもまた綺麗。




ソワレを小一時間堪能したあとは、可愛くてオリジナリティ溢れる雑貨を求め、duce mix shopへ。
古い5階建てのビルをリノベーションした、duce mix ビルヂングの中には、若い女性向けの雑貨屋さんやギャラリー、レストランなどが狭い建物内にひしめいています。
なんでもモノヅクリをコンセプトにしたビルなんだとか。
建物内の壁に描かれた絵も可愛い!










それぞれの階をふらふらしながら、4階にあるduce mix shopへ。
アクセサリー、帽子、バッグ、食器、紙もの、などみんな作家さんが愛情込めて作ったもの。
可愛いもので溢れていてあれもこれも欲しかったけど、選りすぐって、インド人の手によって木版画で描かれた蝶々の模様のはんかちと、ちょっとだけりんごが齧られているレターセットと、レース編みのような模様のレターパッド、着物の模様のような封筒を買いました。
一枚は自分用に、あとはとっておきのお手紙を書く時まで大事に保管しておこう。
はんかちは、実に色んな模様があってどれもぬくもりの感じられる作品。
ホームページもよかったらご覧ください。http://this_is_LINK_click_to_go/







お次は、京都芸術センター内にある前田珈琲へ。
明治時代に建てられた明倫小学校の廃校跡を現在は文化交流のスペースとして利用しているそう。
教室などがそのまま残っていて、夜の校舎にこっそりと忍び込んだようなどきどき感になりました。
校舎の中をぐるっとひとまわりしてから、前田珈琲へ。
一階の入り口を入ってすぐにありました。




部屋の造りや一階のはしっこにあることから、その昔は職員室だったのかな、と明倫小学校に思いを馳せながら
名物の赤味噌オムハヤシライスをいただきました。
コクのある深い味わいで、とっても美味しくて一瞬でぺろりと平らげてしまいました。




あっという間に時計も20時半をまわっていて、あとは宿でのんびり過ごそうと夜の京都の街を自転車こいで帰りました。

長文になってしまいましたが、2日目はさらに色んな場所へ訪れたので、もっと長文になることと思いますが、ご了承ください(笑)。
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お久しぶりです
 テーマ [illust]
2012年8月6日
久しぶりにブログを開いてみたら、3ヶ月近くほったらかしにしておりました。
その間に、いろんなことがあったのですが、ツイッターとかでつぶやいたりしていると、そこで話が済んでしまうので、ついつい更新しなくなってしまうわけです。
いつもなら、お出かけするたびにブログを更新していたのですが、それすら忘れていました。
もし楽しみに見てくださっている方がおりましたらすみません!

さて、ブログを始めたそもそものきっかけを振り返ってみました。
最初の目的といえば、私の絵を紹介する場を作り、そこで少しでも多くの方に見て触れていただけたらいいな、という願いがブログという形になったのでした。
ここ最近はめっきりおでかけブログになってしまっていたのですが…。

6月に仕事を辞めてから、職探しをしつつ、自由な時間を好きなことをめいいっぱいやって過ごそうと決めてから、以前よりも絵を描くようになりました。
静かな部屋でひとりで過ごすことが、寂しがりやの私にとっては苦痛の時間だったのですが、絵を描く時はむしろこの空間が私だけのものになれるわけですから、何者にも邪魔されることなく、ただただ絵に没頭することが出来ることに気が付いたのです。
最初は音楽をかけながら絵を描いていましたが、しだいに窓の外から聞こえてくる音、たとえば雨、小鳥のさえずり、木々の揺れる音、人々の会話、が心地よくなり、それらをBGMにして描いています。
机の上にはいつも美味しい飲み物を用意して。
時々、洗筆バケツとまちがえて、飲み物が絵の具で染まることもありますが…

それでは、そんな中で生まれた絵たちを載せておきます。




(こちらは、最近お近づきになったおばあさまに宛てたお手紙に添えた絵です)





(今年で7歳になるうちのおじいちゃんうさぎ)











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レースと木漏れ日
 テーマ [favorite]
2012年5月20日


シャネルのすてきな名言。

「レースは自然の気紛れも決して創れなかった最も美しい自然の再現の一つだと思う。

レースを見ると、いつも私は木の葉や枝が
空に描く絶妙なデザインを思い出す。

人はどんなに考えても、レースよりももっと美しくもっとすばらしいデザインを創り出せるとはとても思えない。」







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拝啓 Fちゃん
 テーマ [diary]
2012年5月8日
今朝も夢にFちゃんが登場した。
今日で何回目だろう。

高校を卒業して以来、会っていないFちゃん。
同級生に会うたび、
「最近Fちゃんに会った?」とか、
「Fちゃん、今頃どうしているんだろうね。」
という話になるけど、未だに卒業してから会った、という友達はいない。

Fちゃんとは、2、3年生の時に同じクラスで、よく同じグループの中で遊んだりしていた。
ひょうきんな性格ゆえに、皆からはよくちょっかい出されるタイプで、笑って受け止めてくれていたけど、内心はデリケートで、時々本当に傷付けてしまったこともあった。

今朝の夢のおかげで、Fちゃんとの思い出がたくさん鮮明に思い出された。

Fちゃんとよく切り抜きの交換をしたこと。
ジャニーズジュニアの岡田くんの切り抜きを渡し、サニーデイの切り抜きをもらった。

私のことを”おまえ”って呼んでいたこと。


真ん中で分けていた前髪を、短いほうがぜったい似合うから、と言って、ざくざく切ってあげていたら、短く切りすぎて、泣かせてしまったこと。

となりの席になった時、一緒に教科書に落書きをしたり、くだらないことをしたり、恋の話で盛り上がったこと。

仲良しグループでうちに泊まりに来た時に、
夜な夜なピロートークで盛り上がって、そこでFちゃんに彼氏がいることが発覚したこと。

よく体育の実技を一緒にさぼったこと。

わいわい楽しく、時には険悪な空気の時でも、毎日お弁当を一緒に食べたこと。



Fちゃんとの思い出は尽きない。

3年生になって、卒業旅行に行った時、何の前触れもなしに突然避けられるようになり、
学校で会ってもあまり話すことはなくなってしまった。
今思えば、私のちょっかいが度が過ぎて我慢ができなくなったのかもしれない。
私は、Fちゃんともっと仲良くなりたいと思っていたし、もっと知りたいと思っていたけど、不器用な私はちょっかいでしか愛情表現ができず。
でも卒業式を迎えた日、一緒に写真を撮ったり、以前のように冗談を言い合ったりできたのが良い思い出。

久しぶりに会いたいな、とも思うけど、夢の中で会えるだけで満足してしまう私もいる。

夢の中のFちゃんは、やんちゃな男の子のお母さんになっていて、
「おまえ早く学校行く仕度しろよー」
なんて言っていた。


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ばらのこと、プチガーデンのこと
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2012年4月30日
今朝は仕事前に近所の大型園芸店へ行ってきました。
数え切れないほどの種類の植物が並んでいて、広い広い店内はまるで植物園のようです。
私は花ならわりと何でも好きですが、やっぱりばらの美しさにかなうものは無いなぁと思います。
優美な姿はもちろんのこと、甘い香りも大好き。

そんなわけで今回はばらを買うことにしました。
ばらの季節が近づいていることもあって、
ばらといってもフロアーの5分の1くらいを締めるほどの数。

迷いに迷って、色、形がお気に入りの2種類買いました。

●マダム・ピエール・オジェ
名前の由来は作出者の母の名。
ピエールってフランスの男性の名前だと思っていたけど、女性でもいるのですね。
日本で言うところの真樹さんとか、克己さんとかかな?
どんなお母さんだったんだろう。
きっと可憐で優しいお母さんだったに違いない。
フランスで1878年に作出されたカップ咲きのオールドローズ。
透明感のある淡いピンクで中輪。
香りは強めとのことなので、ポプリやお茶として楽しめそう。

●アルケミスト
名前の由来は錬金術師。
1956年 ドイツで作出。
こちらも香りは強め。
開花の過程で七変化するそうで、形が変化していく上に、色もオレンジから紫へ、さらにはピンクに変わり、移り変わっていく時の絶妙な色がとってもきれいなのだそう。

まだつぼみの状態なので、今から楽しみで仕方ありません!
ばらは丈夫で育てやすいそうなので、すぐに枯らせてしまう私には良いのかも。
開花したらまた写真を載せていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!

いつか、狭いマンションのベランダをどうにかプチガーデンにするのが今の夢です。
近くの材木屋さんに、枕木が売っていたので、これをどうにか使えないかしら…
あと、木製の柵を作って、ここにつるばらとか絡ませて…とか、レンガで囲われた花壇とかほしいな…とか、ハーブやワイルドフラワーのコーナーがほしいな、とかとか。
花の好む環境とかももちろん配慮しなければならないので、思い通りというわけにはいかないけど。
夢は果てしなく続く…


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山梨県北杜市の桜をめぐる
 テーマ [diary]
2012年4月20日
今年も色々なところへお花見に行ってきました。

近所の川沿いの桜並木
埼玉県 巾着田の桜並木と菜の花畑

……

そして4月18日は桜の里、山梨の北杜市へ。
友人夫婦と姉、そして私たち夫婦の5人で行ってきました。

東京23区はほとんど葉桜になってしまいましたが、北杜市は満開のところもあれば、まだつぼみのところもありました。


まずは、眞原桜並木。
こちらは5分咲きくらいかな?
これでも充分きれいですが、桜が舞い散る中も歩いてみたかったなー。



お次は、眞原桜並木から近かったのでついでに寄ってみた、山高神代桜。
ここは日本三大桜のひとつみたいで、見物客で大変賑わっておりました。
屋台もたくさん出ていて、桜チップで燻製された、ソーセージをいただいたのですが、すっごく美味しかった!

桜はちょうど満開を向かえておりました!













なんと樹齢2000年の桜!
こんな長生きの桜、初めて見ました。




桜と水仙と青空のコントラストが本当にきれいでした。




だんなさんが撮ってくれた、皆が桜にうっとりする様子。
左から、姉、友人、私、友人のだんなさん。
お気に入りの一枚です。




金精軒で地酒ケーキを買ったり、道の駅に寄って名水を汲んだりしているうちに、13時をまわっていたので、お昼ごはんを食べに、engawa cafeへ向かいました。


engawa cafeは、とても良い雰囲気の古民家を利用していて、すごーく素敵でした。
日本家屋だけれど、インテリアはフランスの田舎ふうでお洒落だったなー。
こんな家に住みたいねー!と女子群は口を揃えてため息をついていました。
ラーメンもお洒落な味でした。
ハーブ地鶏の入ったラーメンなんて初めて!


店内の写真は禁止とのことだったので、せめてお庭を…




お庭には可愛いあひるさんとしろやぎさんが住んでおりました。






あひるさんが、しろやぎさん宅へ訪問。



ごはんを食べたあとは、三代校舎へ。
こちらはまだまだ咲きそうにない様子。
諦めて次の目的である、谷戸城跡へ。
こちらもまだつぼみでした…残念。
同じ品種で近場でも、こんなに差があるんですね。
ベンチに座り、それぞれが作ってきたガトーショコラ、ココナッツクッキー、かぶのぬか漬け(笑)など頬張りながらしばらくおしゃべりに花を咲かせて、帰ることにしました。

結局2ヶ所でしか桜を堪能することが出来ませんでしたが、あまりの見事さに満足するご一行なのでした。

またこのメンバーで夏になったらキャンプをする予定。
姉はダッチオーブンを購入してチキンまるごとハーブ焼きにするみたい!
夏が待ち遠しくなってきました。
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奥多摩の旅  日原鍾乳洞と水根貨物線跡など
 テーマ [diary]
2012年4月19日
せっかく可愛くリニューアルしたというのに、リニューアル1回目を飾る日記が渋くてすみません、、、。

去年の夏、初めて奥多摩をのんびりと訪れて以来、そのディープな魅力に取り付かれて、ちょこちょこ足を向けるようになりました。

手つかずの大自然、渓谷、小河内ダム建設の際に造られた水根貨物線跡、山奥に突然現れる集落、廃村、巨大ロボットのように休むことなく働く奥多摩工業などなど、知れば知るほど気になるスポットになってしまいました。


4月15日 日曜日、快晴。
普段は仕事の日ですが、ここ最近特別に休暇をいただき、奥多摩へ行ってきました。
今回のメインは正確に言えば奥多摩から車で北へ30分走らせたところにある日原鍾乳洞です。

秩父から奥多摩、甲斐あたりの地質は石灰岩が多く、この一帯には日原以外にも多くの鍾乳洞が存在するらしいです。
石灰岩は雨水や地下水に溶けやすく、千〜何億年という永い歳月をかけて侵食されて鍾乳洞が出来るそうです。
気の遠くなるような、動物さえ存在していなかったころから造られたものなのですね。
自然の偉大さを感じられずにはいられません。
なんて神秘的なんでしょう。
そんなことを頭に留めつつ、ドキドキしながら鍾乳洞へ!

その前に…途中見た景色など挟みながら書いていこうと思います。



姉の車を借りて8時半頃に出発し、10時過ぎに奥多摩に到着。
そこから日原街道を北上して鍾乳洞へ向かいます。

途中、川乗橋の真上に奥多摩工業の無人トロッコを発見!
日曜日だったせいか線路の上で止まっていました。
トロッコには日原で採掘した石灰石を乗せて奥多摩駅前の工場へ運んでいるそうです。





更に進んで行き、日原渓谷でお昼ごはんにしました。
日差しがあたたかく、山深い渓谷に流れる川のせせらぎが心地よく、お弁当が美味しかったです。
お弁当は前日に下ごしらえして、朝の忙しない中作っていきました。
中身はおにぎり2種(ツナマヨ、しそ昆布)に、春雨サラダ、れんごんボール揚げ、菜の花の胡麻和え、いちご。
それと、川原で獲れたての虹鱒を塩焼きにしたものが売っていたので、香ばしいかおりに釣られて買ってみました。
これが最高に美味しかった!
できたら皆でキャンプして、自らの手で釣って、焼いて食べてみたいなーと思いました。
ただ私の父の唯一の趣味が釣りなので、少しでも経験がありそうなところですが、今まで全く釣りをしたことがありません。
でもいつかこんなことができたらいいな。







さてさて。
ついに今回の旅のメインである、日原鍾乳洞へ!

鍾乳洞の入り口。
こんな岩山の中に総延長1270m、高低差134mという関東最大規模の鍾乳洞があるのです。




なんとなく、観光目的のにおいがしそうな気がして実はあんまり期待していなかったのですが、極力手を加えず、ありのままの美しさを見て欲しい、という姿勢が伝わってきて好感が持てました。

中は電灯があるものの足元はとても暗いし、前日に雨が降ったせいで地面が濡れていて滑りやすかったり、天井がいきなり低くなる箇所がいくつかあったりして、気を付けていないと頭をぶつけたり、滑ったりして、危険です。





地面は歩けるように整備されているものの、壁や天井はほぼ原型のままです。
左右の壁面に見える凸凹は、水の流れで削られた跡だそうです。




壁面を拡大。
ひじきみたいのがいっぱい張り付いているようなゾワゾワする模様。




侵食によってさまざまな表情の壁が生まれます。








狭い隙間をしばらく歩いていくと、突然開けた空間に出ました。
広さを分かってもらえるよう、右側に旦那さんに立ってもらいました。
ものすごい広さです。
よく響くので、こんな空間でコンサートやったら楽しそう。
でも天然記念物保護のため、とかで駄目なんだろうな。





日原鍾乳洞内は旧洞と新洞に分かれ、旧洞は今まで紹介してきた所、新洞は後になって大学の研究生によって発見された空間です。
新洞は狭く長ーーい階段(おかげで翌日筋肉痛に…)をしばらく登ったところに広がっています。
写真は登ってきた階段を見下ろしたところ。




旧洞では見ることの出来ない、こんな氷柱状の石柱をお目にかかることが出来ます。
石柱は3cm伸びるのに200〜400年かかるそうです。







鍾乳洞を堪能したあとは、奥多摩に戻り、またまた水根貨物線跡へ。
今回は奥多摩駅側の出発点を確認しておきたくて、駅周辺を散策。

奥多摩駅側から数えて一つ目の橋、日原川橋梁を発見!




ちょっと近づいてみましょう。
雑草や木がうっそうと茂っていて、長い年月放置しているのが分かります。




写真向かって左側に橋梁に登っていけそうな通路があるのですが、登ってすぐ左側は民家の庭になっており、立ち入ってはいけない様子。
登ってみたい気持ちを抑えて諦め、今度は水根貨物線跡の出発地点を探しに。



廃線跡の線路を目で追いながら、もと来た道を戻ってみると、来る時全く気が付かなかった、第1氷川隧道が姿を現しました。
入ってみたいけれど、しっかりとバリケードが張ってあって立ち入れないようになっていました。
うーん、残念。



氷川第1隧道はどこへ向かっているのだろうと、じっと眺めていると、ふと目に留まった謎の橋。
この橋は奥多摩工業に向かって延びており、その先は建物に隠れて見えなくなってしまいました。
私の推測では、奥多摩工業の裏側が出発地点になっていて、ここで働く従業員じゃないと、その貴重な姿を見ることができるのではないか、と思いました。




こうして、水根貨物線跡の奥多摩駅側の出発地点を見つけることが出来て、すっきりしました。

次の目標は、水根貨物線を端から端まで線路の上を歩くことです。

今回も1日の中でとても濃い、凝縮された日を過ごすことができて満足しました。
やはり奥多摩は奥が深いなあ。


長らくオタクな話で失礼しました(笑)。
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リニューアル
 テーマ [diary]
2012年4月11日
リニューアル告知してから一ヶ月以上経ってしまいましたが、ようやくリニューアルしました。
月日が経つのは早いものですね。

今後ともよろしくお願いします。

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リニューアルしようかな。
 テーマ [diary]
2012年2月18日
ブログを始めてから早4年が過ぎました。
4年前を振り返ると…遠い昔のような気がします。
その間、めまぐるしく変わったからでしょうか。
でも、それらを読み返してみると、とてもささいな出来事ばかりですが、星屑のようにいつまでもきらきらと輝く思い出ばかりです。
そんな大切な心のたからものをいつまでも残したいと思うのと同時に、4年も経つとあれこれ趣旨が変わってきましたので、今の自分仕様にリニューアルしたいなと思い始めました。

リニューアルまでは早くて1ヶ月はかかるかと思いますが、楽しみにお待ちいただければと思います。
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レース編み
 テーマ [favorite]
2012年2月17日
久しぶりのブログ更新です。

ここ最近、呟いてばかりいましたが、
たまにはブログに近況を書こうかと思います。

最近夢中になっているレース編み。
そもそも何で編み物を始めたんだっけ、と振り返ってみると、10年くらい前に、気に入ったマフラーがどのお店に行ってもなくて、あったとしても高価なものばかり。
それなら自分で作ってみようということになり、母に教わって編んだのがきっかけで、それ以来秋が来るとマフラーを編んでは、母や友人や恋人へプレゼントしていました。
編み物を始めてから数年はマフラーしか編んだことがありませんでした。
ある日のこと、古着屋さんで出会った一枚のレース編みのドイリーが、それはそれは繊細で儚くて、これはどうしても欲しい!と、買って帰りました。
ぼんやり眺めていたら、ふと自分でも編めたらいいなと思い、すぐさま参考書とかぎ針と糸を買ってきて編んでみると、意外と簡単だし、マフラーに比べて短時間で編めて、可愛いと、良いこと尽くめで、それ以来夢中になりました。

それからしばらくレース編みから遠ざかっていたのですが、一昨年着たレースが美しい60年前のウエディングドレスや、去年チェコで出会ったおばあさん手編みの蝶々のドイリー、そしてクリスマスパーティで挑んだレース編みのドイリーの出店で40枚ほど編んだことがきっかけで、再び虜になってしまいました。
写真はその出店風景。




今年9月に開催する、レース編み検定3級も力試しに受けてみることにしました。
検定はもちろんドイリーだけではなく、セーターも編めなくてはなりません。
セーターを編めるまでいけるかどうかは分からないけど、やれるだけやってみます!

というわけで、とりあえず、かぎ針ケースと棒針ケースを持っていなかったので、手作りしてみました。
とりあえずかぎ針のケースを先にアップします。
一昨日一目惚れで買った布で作りました。
めいいっぱいお洒落をした女の子が並ぶ柄。
ちょっと地味になったので、せめてボタンは付け替えるかも。
中は大好きな水玉模様!


まずは閉じたところ。




中を開けたところ。




開けた状態で表側。

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奥多摩へ 水根貨物線跡と紅葉の旅 続編
 テーマ [diary]
2011年12月9日
前回のあらすじ

11月16日、友人夫婦と姉とだんなさんの5人で訪れた、奥多摩にある水根貨物線跡。
この日のコースは、全長10kmほどのむかしみちという遊歩道のちょうど中腹にあたる白髭神社から終着点の奥多摩湖まで歩くコースでした。
廃線跡を探しつつむかしみちを散策していたのですが、奥多摩湖に着くまでに廃線を見つけられず、帰り道の途中に突然見つかったのでゆっくり見られず、日を改めて行くことにしました。

**********

そして、それから約1ヶ月。
再び奥多摩の水根貨物線跡へ。
前回はむかしみちを楽しみながらでしたが、今回はターゲットを廃線に絞って行くことになりました。
人数も絞ってだんなさんと2人。

朝6時に起床。
お弁当用に、ホームベーカリーで食パンを焼き、前の晩下ごしらえをしておいたコロッケを食パンに挟んで、コロッケサンドを作りました。
そしてあまりの眠さに二度寝をしてしまい、慌てて起きてささっと支度をし、10時に出発。

今日こそは見つかるようにと願いを込めて、いざ!奥多摩廃線へ。
地元の駅から乗り換え2回、1時間半で奥多摩に着きました。
意外と近い。

持ってきた地図をたよりに早速廃線跡へ向かいました。
地図では奥多摩駅から日原街道に入って、まもなくむかしみちの入り口があり、そこからわずか北西に進むと第3氷川隧道がありそうな感じ。
むかしみちの入り口を入ってすぐに羽黒三田神社の山門があり、さらに上り坂を進んでいくと進行方向右側に苔むした使われていないようなコンクリートの階段が。
!これは怪しい…
さらに上を見上げると、奥多摩駅方向にトンネルを発見!
トンネルの入り口には第3氷川隧道と掘られた石板がある。
前回はあんなに探しても見つからなかったのに、あまりにもあっさりとみつかりました。
もうちょっと探検気分を味わいたい気分になったけど、なにはともあれ見つかったのだから順調な滑り出しということにしておきましょう。




前回くぐった唯一のトンネルの中山隧道に比べれば短いので、ちょっと安心。
第3氷川隧道をくぐりきったらUターンして、もと来たところへ戻ると枕木が腐った橋が。
橋の下は谷間になっており、足を踏み外せば大怪我間違いなし…。
これって渡っても大丈夫なの?と一瞬足がすくんだけれど、この紅葉の美しい橋をどうしても渡ってみたくなり、強行!
レールの上をうまくバランスを保ちながら慎重に渡りました。
冷静に考えれば何トンもある貨物列車が走っていたわけだからかなりの歳月が経っているとはいえ、頑丈に造られているのでしょう。






橋を渡りきると第4氷川隧道が見えてきました。
すすきに覆われた橋がまた美しくて、この時期に来て本当に良かったと思います。







隧道から振り返ってみると、たった今渡った橋が高いことに気が付きました。
知っていたらきっと震えながら渡っていたでしょう。




第1小留浦隧道。
自然に溶け込んでいて良い雰囲気。
私は長い隧道よりも短い隧道のほうが、アーチみたいで可愛くて好きです。




第1小留浦隧道を抜けてまもなく、第2小留浦隧道。




続いて第3小留浦隧道。




第4小留浦隧道。
レールの上には方々に草が生え放題。
廃線ならではの風景。



隧道内の様子。
かなりの年月が経っているけど、中はきれい。
大きな石がごろごろ敷いてあって普通のスニーカーでは非常に歩きづらかったです。



出口近くもいい感じ!
なんだかだんなさんとふたりで、気分はスタンド・バイ・ミー。




第5小留浦隧道。




錆びたレールと落ち葉のなんともきれいな組み合わせ。







すすき越しに檜村隧道が見えています。





檜村隧道。
向こう側にさらに第1境隧道も見えます。
この景色好き。



第1境隧道を抜けたら戻ろうということになったのですが、だんなさんがふと隧道の上を見上げると、うをー!!というすごい声を上げていたので、指の差す方向を見ると得体の知れない動物がいるではありませんか!




初めて見たその動物に対して、二人で
何あれ?そもそも本当に動物?山の神様?着ぐるみを着た怪しい人?
と滅茶苦茶なことを言っていたのですが(笑)、その後、奥多摩のビジターセンターにその怪しい動物の写真が展示されていて、それがニホンカモシカだったことが明らかになったのでした。
さらに調べると天然記念物でなかなかお目にかかれないとのこと!
散々滅茶苦茶なこといってしまったけど、そんな貴重な動物だったとは(笑)。
カモシカという名前の動物が山にいる、ということは認知していましたが、どんな動物か全く知りませんでした。


カモシカが第1境隧道を立ちはだかるようにして居たので、そこからUターンして帰ることにしました。

なんと、第3氷川隧道からここまで1時間で来てしまいました。
あまりの充実ぶりに半日経っているような気分になっていました。

来た道をむかしみちの入り口まで戻り、今度は廃トロッコを探しに向かいます。
地図ではむかしみち入り口のすぐ近くのはず。
探せど探せど見つからず…
それもそのはず、地図に載っていた廃トロッコは後で調べたら私たちの歩いた廃線のことだったのです。
廃トロッコは実在するかは不明ですが、日原の山から奥多摩工業まで石炭の貨物線として現役でトロッコが走っているそうです。
奥多摩駅からは結構離れているみたいで、どっち道この日は見れませんでした。


廃トロッコを探している途中、廃線跡に遭遇しました。



最後に水根貨物線廃線を所有しているという、奥多摩工業を眺めて帰りました。
ツギハギされたような、巨大なオンボロロボットのような不思議な存在感を醸し出す建物。



2回に分けて訪れた奥多摩廃線跡ですが、私は廃ヲタでも、鉄道ヲタでもなく、歴史が刻まれた古くて味わい深い建物を眺めたり、中に入ったりするのが好きなだけです。

また春になったら今度はトロッコと日原鍾乳洞を見に、奥多摩に訪れようと思います。
奥多摩は奥が深い!
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奥多摩へ 水根貨物線跡と紅葉の旅
 テーマ [diary]
2011年11月18日
先日の休みは友人夫婦と姉とだんなさんの5人で、奥多摩へ行ってまいりました。
今年3回目となる奥多摩。
今まで都内で近場ということもあり、ほとんど行ったことも、興味を持ったことも無かったのに、今年は奇遇にも御岳山、鳩ノ巣渓谷、そして廃線と、奥多摩方面で魅力的な場所がたくさんあることを発見。

なんだか、あの寂れた雰囲気に妙に愛着を持ってしまうのです。不思議。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の旅について触れていきましょう。

朝10時に、奥多摩に集合し、バスで奥多摩湖方面へ。
発車時刻まで30分くらいあったので、現在水根貨物線を所有しているという、奥多摩工業の前まで行ってみました。
写真では角度的に分かりづらいのですが、圧倒されるほどの巨大な工場施設です。
見た目は至るところから煙が吹き出していたり、複数の建物をツギハギに繋げて階段などが露出している感じとか、忙しく働く巨大なロボットにも見えます。





さて、バスに乗って境橋というバス停で降り、白髭神社を経由してむかし道を通って奥多摩湖を目指します。
廃線はその後。
むかし道というのは、観光者向けに造られた散策コースで、多摩川と並行して奥多摩駅〜奥多摩湖までの全長10キロほどある旧青梅街道。

途中、紅葉が見事に色づいていました。




しだくら橋からの眺め。



むかし道の山道に突如として現れる集落。
観光客も通るというのに、洗濯物がまるみえでもお構いなしの様子。
こんな風景、つげ義春の漫画で見たことある。
この先にも薪で生活している民家がありました。
うーん、時が止まっているな。



途中、なんだか素敵な佇まいの建物が。
”奥多摩寮”という表札が立てられていました。
何の寮だか分からないけど、門が開いていたということは今でも使われている…?



さて、惣岳渓谷付近の消防訓練所でお昼ごはんです。
むかし道には休憩所が殆ど無くて、仕方なく広場になっていたこちらをお借りすることに。
昨晩作っておいた、舞茸ごはんのおいなりさん、筑前煮、丘ひじきの胡麻和え、姉お手製即席みそ汁(笑)を頂きました。

写真に収めるのを忘れてしまいましたが、遠くの山の断崖絶壁に山中集落が見えています。
これからその中山集落を目指します。


木漏れ日がきれいな午後。




長い長い上り坂を息を切らして登っていくと
中山集落に到着!

むかしにタイムスリップしたような景色。
干し柿が美味しそう。



わんこもお出迎えしてくれました。




青目不動尊の茶屋でソフトクリーム!
いっぱい歩いたからおいしかったー。




もう奥多摩湖が目の前に見えています。




奥多摩湖を横目に、今度はUターンする形で、廃線を探しに向かいます。
廃線は小河内ダム建設のために昭和27年に造られた氷川駅〜水根駅(現 奥多摩駅〜奥多摩湖)をつなぐ水根貨物線。
ダム建設は当然、村がダムの底に沈むため、村民からは反対の声が絶えなかったようですが、当時戦後で東京に人口が増えてきて、伸び悩む水不足のために意を決して村を離れていったそうです。
廃線の情報は乏しく、大雑把な地図を頼りに探すしかないのですが、奥多摩駅方面に青梅街道を少し行くと、あっさりと見つかりました。
紅葉と、長い年月を経て錆び付いた鉄橋がよく似合います。
ちらっと見えているトンネルは水根隧道。




鉄橋へ上っていけそうな場所を探しましたが、危険そうだったので諦めて、もう少し歩いて探しました。

すると、再び、コンクリートで出来た橋を見つけました!
脇にはどうやら橋に続く階段が…!!
ついに念願の廃線の上を歩けると思うと、一同揃ってテンションが上がってきました。

橋の上は落ち葉と草木で覆われています。
一部レールが見えました。
やはり、落ち葉とレールは良く合いますね。
この時期に訪れてちょうど良かったのかも!



さてさて!
ついにトンネルへ潜入です!




ここは中山隧道といって24個あるトンネルの中でもかなり長いトンネルです。
カーブを曲がった途端、トンネルの中は真っ暗に。
5人いてもかなり怖かったです。
携帯のライトで足元を照らして10分くらい歩いてやっと出口が見えてました。



外に出ると”この先行き止まり”の看板が!
せめてもうひとつ、トンネルを通過したかった…。
日も暮れてきたので断念して、廃線の旅は幕を閉じました。

今度こそ綿密に調べてもう一度廃線を訪れる予定です。
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