スペイン MILAN社の電卓。スペイン語で電卓は、「カルキュラドーラ エレクトロニカ」。計算機は女性形なんですね。かなり地味で機能一点張りの日本製のおおくにくらべると、ちょっと変わった女の子の名前のような呼び方がよく似合う電卓だ。
 MILAN社とは、どこかで見たことのあるようなロゴだと思っていたら、消しゴムで有名な総合文房具メーカー。

 Area Milan
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その特徴はもちろん、そのタイプの製品にありそうであまりみかけない配色だ。そのほかのデザインは普通で、とくにカッコよくしようとも、薄くしようともしていない。ごくごく普通のプラスティック製で、キータッチは、なんといおうとか、むかしこんな感触があったよね、というボコボコというかガタガタしたタッチで、堅実だが打ちやすいとはいえない。これで、キーを押すたびにおもしろい電子音がなったら、こどものおもちゃとして喜ばれるにちがいない、という感じである。

ただ、よくある超廉価版の電卓などとは違って、決して安っぽくはない。つくづくよくみても、とくに高級な部品はどこにも付いていないし、ボディの白も、いまどきこんなまっさらな白いプラスティックはあんまり見ない、というまっしろさ加減だ。キーの配色と、パネル周辺のちょっとしたデザイン以外にとくになにがあるわけでもないのに、全体として、なんかこれはよい、と思わせてしまうところがこの電卓のすごさかもしれない。

いまひとつ洗練はされていないけど、見ていて楽しく、どこかのんびりとした存在感のある。それは、ある意味で、わたしの個人的なスペインのイメージによくあっている。計算機を使うのは月にいちどかにどあるかないかのわたしでも、欲しい、と思った。わたしの場合、どんな計算機を使おうと、かならず計算が狂うのが不思議なところだけど。

young ole
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MILAN 電卓
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