073.甘味に緑茶

 072.平日の美術館

 071.衣替え一考

 070.魅惑のカレイドスコープ

 069.チェコアニメーションの巨匠たち

 068.浴衣で盆踊り

 067.あなたの布団はどれですか

 066.レシピサイトレポート

 065.蚊遣りのけむり

 064.ぶらり熱帯、食虫植物

 063.オンラインデパート巡礼

 062.うちわの風

 061.タオルも手ぬぐいも

 060.真夏の夜の映画

 059.朝顔いまむかし

 058.笹の葉さらさら

 057.ディックブルーナ

 056.和傘と洋傘

 055.パジャマの好み

 054.歯は磨いたか

 053.座布団まめ知識

 052.比較的革を選ぶ理由

 051.歩くための靴

 050.カーテンも衣替え

 049.石ころころり

 048.電子本と未来の生活

 047.葉っぱの香をお取り寄せ

 046.今日は自転車

 045.Vintage Apple

 044.手塩にかける曲げわっぱ

 043.デスクトップのコモノ

 042.小春日和の雑貨

 041.鉄瓶えらび

 040.現代はりばこ事情



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 たぶんたいていのひとはなにかと忙しい日を過ごしている。
 しなくてはならないことがあったり、し残したことがあったり、する予定のことがあったり、それらをてっとりばやく片付けていくだけではや一日が終わり、明日はこれとあれを、などと、いつも駆け足みたいな生活を余儀なくされていることがすくなくないのではないだろうか。

 そんなせわしないルーティンからひととき抜け出して、心静かにすごせる場所はいろいろあるだろうけど、美術館もなかなかよいのである。
 鳴りもの入りの企画展などされているときは別として、なにしろ静かだ。かのうならば、平日であればもっとよい。鳴りもの入りの企画展などない平日の美術館の静けさはまた独特だ。だれもいないから静かであるのとはちょっと違う。平日の美術館は静かな場所であるというコードが支配する場所だからなのである。

 いつも折り目ただしく展示場の隅に座っている監視員も、退屈だ、などとはちょっぴりも気色に出さず宙を見ているのも、美術館のコードの一部である。結界をむすび邪なものを寄せつけぬ術師のように、美術館の静寂をみだすさまざまな存在を退散させているのである。

 そんなわけで、平日の美術館はいつも静かなのだ。

 各地の美術館やそのスケジュールについては、新聞やタウン紙、市などの広報紙なども役にたつ。小さめの美術館も、地味だけど気のきいた企画展を催していることがすくなくない。

artspacpe展覧会情報
http://www.artscape.ne.jp/artscape/reference/exhibition/index.html

朝日マリオン全国美術館情報
http://www.asahi-mullion.com/mullion/museum/

 ネットで調べるならこれらから。美術館のHPはなぜか旧態依然とした気の利かないものが多いのだが、気に入った企画展などの情報をより詳しく調べられるのは便利だ。
 
 大都市のほうがもちろん選択肢が広いことはまちがいないが、地方都市でも、小さな町の美術館でもあっても、予算が下りやすいのか、不釣り合いなほどにりっぱな施設と、それない遜色ないくらいの常設/企画をおこなっているところが多い。

All About Japan 江沢 香織メールマガジン
http://allabout.co.jp/entertainment/zakka/nlbn/NL000077/bnbody_1.htm

 あとは、個展に近いような展示会についてはまとまった情報を入れることはむつかしいのだが、上のAll About Japan雑貨ガイド江沢さんなどのメールマガジンを購読したり、地元の情報紙などからそれとなく拾っていけば、思いがけずおもしろい企画に出会うこともあるだろう。

 そんなことで、思い立ったときに、平日の午後などにぶらりと美術館に足をはこんでみてはどうだろう。帰りがけにゆっくりお茶をのんでみたり、ぶらぶらと本を買って読んでみたり、それなりに心静かな午後を過ごせるのではないかと推測します。(櫛谷)