073.甘味に緑茶

 072.平日の美術館

 071.衣替え一考

 070.魅惑のカレイドスコープ

 069.チェコアニメーションの巨匠たち

 068.浴衣で盆踊り

 067.あなたの布団はどれですか

 066.レシピサイトレポート

 065.蚊遣りのけむり

 064.ぶらり熱帯、食虫植物

 063.オンラインデパート巡礼

 062.うちわの風

 061.タオルも手ぬぐいも

 060.真夏の夜の映画

 059.朝顔いまむかし

 058.笹の葉さらさら

 057.ディックブルーナ

 056.和傘と洋傘

 055.パジャマの好み

 054.歯は磨いたか

 053.座布団まめ知識

 052.比較的革を選ぶ理由

 051.歩くための靴

 050.カーテンも衣替え

 049.石ころころり

 048.電子本と未来の生活

 047.葉っぱの香をお取り寄せ

 046.今日は自転車

 045.Vintage Apple

 044.手塩にかける曲げわっぱ

 043.デスクトップのコモノ

 042.小春日和の雑貨

 041.鉄瓶えらび

 040.現代はりばこ事情



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先日、「縄文時代の人々」パノラマをみることがあった。博物館の1フロア全体に、"実物大"の縄文時代が再現されていて、かれら縄文人は山菜やきのこをとり、魚や貝をとり、鹿を狩ったりくるみをとったりして生活していた。当然かもしれないけれど、かれらの生活のほとんどすべては、食物の採集や加工や調理に費やされていたのである。

われわれは縄文のころほど食に労力を費やさなくなったけれど、それでも、料理は生活にもっとも親しい「作る」という行為の基本かもしれない。きちんと手間ひまをかけて、よくできた料理は、クリエータとしての満足と、舌とおなかの満足も同時に得られる。よいこと尽くしではないか。

そのようなことで、ネット上のレシピサイトの紹介である。すでに定番のサイトも少なくないかもしれないが、レシピの数が実用的なレベルにあること、それに料理の写真もおいしそうに撮られているサイトのみに絞った。ユーザー投稿型のレシピサイトも多いしおもしろいのだが、ほとんどの場合、写真がいまひとつまずそうなので削った。

E・recipe
http://www.e-recipe.org/
以降の各サイトが、すべて大手食品会社や雑誌の冠がついているのにたいして、いわば独立系のサイトだが、それだけに料理の過程に画像がつくなど丁寧なつくりで、写真もプロによる撮影だ。それぞれのレシピの写真はデザイン的なトリミングがされていることがおおくちょっとわらりづらいところもあるが、器や盛りつけも参考になるだろう。
特集記事などコンテンツも充実していて、レシピも量も豊富。食材やシーン等に分類されている。

キッコーマン ホームクッキング
http://www.kikkoman.co.jp/homecook/
企業のサイトのPRの一環にしては、あまりの充実ぶり。食材検索で「トマト」と指定するだけで300件以上のレシピが出てくる。それぞれのレシピは、よく電子レンジを買うと付いてきたカード風で、写真や盛りつけはごくごくスタンダード。
どんな検索条件でもレシピがないことはないというくらいの、レシピデータベースだ。

saita.net クッキングレシピ
http://www.saita.net/saita/recipe_f.htm
総合女性誌のサイトコンテンツの一部。それだけに、料理の写真もきちんと撮られていて、器やコーディネートの参考になるのはここか。レシピを料理の「先生」別に選べるのがポイント。「作り方」はちょっと簡単すぎない?

ネスレVevey
http://www.recipe.nestle.co.jp/
食品最大手のサイトのコンテンツ。レシピは、パスタ等洋料理が中心で、ごく平均的な内容。調味料はかならず関連会社の商品を指定してきて、ときおりレトルトまで混ざるのはご愛嬌だ。
テーブルコーディネートの紹介はさすがにしゃれているし、包丁の握り方から解説してくれる「料理の基本」は、"いまさら聞けない"ふうの内容でよいかも。

オレンジページnet オレンジキッチン
http://www.orangepage.net/Kitchen/index.php
いったい何件あるか、と思うくらいのレシピ数、それぞれのレシピもしっかりとわかりやすく、「家庭料理大百科」的なサイト。検索も使いやすく、実用性としてはNo.1か。

味の素KK レシピ大百科
http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/index.html
こちらもレシピサイトのつぼをすべてしっかりおさえた優良サイト。時間別簡単早技レシピや、冷蔵庫に残った食材で作るレシピがあったり、とくに凝らない家庭料理レシピが盛りだくさん。
 
 総じて、各サイトのレシピの数の多さにはちょっとびっくりするくらい。これらのサイトをひとそろいブックマークして、食材をもとに検索をかけてしまえば、よほど変わった料理でもないかぎり、かならずなにかしらのレシピが出てくるだろう。あとは、雑貨好きなら、器選びや盛りつけの工夫、ちょっとした創造力をくわえれば、バリエーションは限りがない。
個人的には実はあまり料理はしないのだが、好きなことは好きなのよ。(櫛谷)