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パジャマはオープンカラー。ねむりを誘うスモーキーな色合いにきりりとサテンのバイピング。お気に入りのパジャマで過ごす夜は、自分だけの贅沢を楽しんでいるようで、ちょっとうれしい。 オープンカラーのパジャマなど、ごくありふれたもの。そう思って探すと、じつは案外少ない。男性用はオープンでも、女性用はたいがい、上までボタンで留めるフラットカラー仕立てになっている。そのうえ色がピンク系だったりすると、一体どのような人が商品企画をしているものかたずねてみたくなる。そんなわけで、悩んだあげくに男性用を買うはめになってしまうのだ。けして小柄とはいえないわたしには、ひょっとして妥当な選択なのかもしれないが。 どうも愚痴になってしまったけれど、さて、これからの季節にふさわしい素材をいうなら、まずはコットンピケとこまかなワッフル。さらさらとして肌にまとわりつかず、ひかえめな光沢に好感がもてる。ワッフルに「こまかな」と注文をつけたのは、ざっくり大きな織りでは畝のつぶれが目立ち、ひざがでやすいから。そして日本の夏には楊柳。薄くてしわしわしたこの生地は見るからに涼しげ。サッカーやリップルよりも一層さらさら感があり、複層ガーゼやシルクに比べてずっと手ごろなのもいい。 mizobuchi http://www.mizobuchi.co.jp/lpm/ Pajamania.com http://www.pajamania.com/ harmonature http://www.harmonature.com/ 夜ねむるときにはパジャマを着るもの。そんな確信にも似た認識は、実はすべての人にあてはまるわけではないらしい。ある調査によれば、パジャマ着用派は男女とも6割にも満たない。何も着ない、そんな人が2割にも及ぶのだとか。それはそれで、気持ちよさそうに思えなくもない。 睡眠文化研究所 http://www.riss.org/index.html じつをいうと、やわらかな色合いのオープンカラーばかり選んでいたのは少し前までのこと。最近はチャイナ風のスタンドカラーが目について、いつの間にか手元にも増えてきた。そして、先日は濃紺の和風をもとめた。パジャマへのこだわりをひとくさり、と気負ってみたところが、さしたるこだわりはなかったわけだ。結局、そのとき心地よさそうに映ったもの、そんなあたりまえの選択基準で、それで今はことたりている。(大澤) |
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