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春らんまん、ふと手にした車のキーを置いて自転車に乗る。春の陽にあたためられてずいぶんと軽くなった風が髪をすりぬけ、ペダルはすいすいと軽快。通りに沿った家々の庭木鉢植えをながめながら、はなうた交じりにサイクリング。 女性が乗る、といえばおきまりのシティサイクルしかなかったのは今は昔。自転車屋さんのみならず、雑貨屋さんの店頭をもシックでおしゃれな自転車が飾る光景が、近ごろめずらしいものではなくなった。ああいう、乗っていても止めておいても絵になるような、オーナーになって自慢できるような自転車が欲しいのは山々だけれど、雨ざらしにするしかないでは惜しいので、今しばらくは我慢のこ。どれにしようか考えているうちがはな、と割り切っております。Cycle studio HAKUSEN http://www.hakusen.co.jp/_Bike/04_europian/ SOGO CYCLE http://www.saitama-j.or.jp/~yasan/sogo.htm Communication Mania http://www.com-mania.com/index.html RITEWAY http:/ml/www.riteway-jp.com/index.htm デザインを選ばないのであれば自転車はとても安く手に入る。でも、そのぶん粗末に扱われることも多いのが現実。まだ記憶に新しい公共広告機構のCMに登場した、うつろな瞳の摩訶不思議な生き物は、その体のパーツをすべて廃材に求めたもので、それらのパーツが埋もれていたとおぼしき廃材の山の頂にぎこちなくたたずんで後ろ姿をさらしていた。その、「捨てればゴミ。生かせば…」を、独特の美意識とユーモアで具現化しているのがResource Revival。自転車部品の曲線を生かした、タンタンのロケットを思わせるフォルムのメタリックなカフェテーブルは、ちょっとだけ昔の視点の近未来ファニチャーという雰囲気。 公共広告機構 http://www.ad-c.or.jp/ 2001年度全国キャンペーン「環境問題」 http://www.ad-c.or.jp/campaign/all/10.html Resource Revival http://www.resourcerevival.com/ 放置自転車問題を除いたなら、自転車は、今風に言って環境にやさしい。動力として燃やすのは化石燃料ではなくわが身の脂肪。これを燃やさんがため、ジムのエアロバイクで多めに負荷をかけて膝が痛くなったことがある。何事も欲を張ってはいけない。聞くところでは、実際に自転車をこぐ方が膝への負担は少ないらしい。足が太くなるとかいうのも、実は誤解なのだそうだ。トレーニングルームでもくもくとメニューをこなすのが苦手な人などは、実際に自転車に乗る方がだんぜんいい。とは言っても、まったく覚悟のない普段着とシティサイクルの組み合わせで、むやみにどこまでも行けるものではない。さしあたり、いつもは車の、でもそう遠くはないお店をめざせば無理がない。近所というより距離があるのに、急にご近所になったような親近感がわいて、店のたたずまいもどこか新鮮に見える微妙な違和感が楽しい。ただし、いつもの車のつもりで、大きいものや重いものをたんと買い込まないように。と、これは自分に言っているわけで。(大澤)。 |
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