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ひさしぶりにぽかぽかとした小春日和があった。冬のさなかは、渡りきる途中で遭難しそうになる橋のうえを渡ると、晴れ渡った空のむこうに、まだまだ一面雪に覆われた山々が見えたりして、それでも吹く風ものんびりとあたたかく、どこからか花の匂いがただようなど、まさにそれは春そのもの、なんとなくウキウキするのがお恥ずかしいくらいの一日なのである。 季節を前触れる雑貨もまた、花柄のものをおおく見かけるようになった。 "Primavera"は、マリメッコとイッタラのコラボレーションの食器シリーズ。全面にたっぷりと描かれた花柄もむやみに派手にみえないところはさすがかも。控えめなほうはmidwinterの'56年のデザイン。"BROWN FLOWER"は、70年代のアメリカ、ビンテージファブリック。テーブルのうえで前述の食器とあわせるのも、春満開といったふうで楽しそうだ。
かわいらしい柄のアップリケバッグとポシェットは、どちらもハンドメイド。手作りものでも、花や草をモチーフにした作品がよく見られる。Tシャツにはまだはやい地方が多いかもしれないが、菊を刺繍した柄もなんとなく春らしい。「懐古の和風」カフェ・サロンの大正期の着物柄もまたどことなく春らしい。
身につけるものは、必然的にこれから春から夏らしくなっていくけれど、季節に応じて、器を替えたりテーブルクロスを新調したり、雑貨の衣替えもまた心弾んだりするかも。(櫛谷) |
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